泊まった所の話

宿ではすっごくよくして頂いた。
前にも書いたけど「カメラが盗まれてしまい。。。」と言った私に
「じゃあ、うちの使っていいよ!帰る前にCD-Rに焼いてあげるから好きなだけ撮りな!」
と、宿のお兄ちゃん(日本でいう中2の少年でした。このお兄ちゃん、バイオリンとサッカーと空手(だっけな?)を嗜む英語と日本語のバイリンガルでこりゃ将来が楽しみだ!な少年でした)のカメラを貸してくれて、携帯カメラで思い出を収めるつもり満々だった私には神様達に見えた!!
おかげで私はSaltspringの写真をここに載せる事も出来ているわけですね。


楽しみにしていたご飯も期待通りすっごく美味しくって。
大きな窓のある明るい台所は6つ口コンロ(初めてみた!)とでっかい2つのオーブン、シンクとは別にあるとっても大きな調理台があって、そこから料理が繰り出されていく様子を見るのが私は大好きだった(手伝いもせずにじーっと見てたので申し訳ない)
しかも夕食前には突き出し?オードブルと手作りのお酒(!!)を出してくれる。
そのオードブルはチーズとジャムとクラッカーだったり、サルサだったり。
それとオーナー手作りのビールやワイン・・・
たまらんですたい!!!
毎日3食、120%食べてました。


美味しくって、体に良いもの、お腹いっぱい=幸せ


バンクーバーで肉やジャンクな食べ物漬けだった私には、ここのベジタリアンフードが身に心にしみいった。
ここで健康な食生活していて気が付いたんだけど、ジャンクな物を食べている時は
もっとジャンクな物を食べたくなる。
毎日スニッカーズみたいなチョコ食べて、キャラメル食べてピザ食べて。
悪い悪循環が出来上がっていた。
もちろんお腹周りにはたった3週間にしてうっすら脂肪が付き始め(やばい)
精製された砂糖は麻薬並みに依存性があるって言うけど、まさにそんな感じ。じんましんも悪化。
しかしここでスーパー健康的な食生活を送ってから、砂糖を必要以上にたべたくなくなった。
日本に帰って来てからも、チョコなんかに見向きもしなくなってる自分が不思議。
いやー、あと1ヶ月バンクーバーにいたら、確実に私かなり太ってた。恐ろしやー恐ろしやー



ここにはお兄ちゃんと弟くんの二人の少年がいるのだけど、この子達がすっごく可愛かった素敵だった。
兄弟のいない私には、二人の関係がすっごく面白くって。
まだまだ元気いっぱいの弟くんは、自分の感情をストレートに出してくる。
笑顔が最高にかわいくってかわいくって。
一緒に遊んだひとときはきっとずっと忘れない。


この家には暖炉があった。
ある夜にパソコンをお借りしていたら何やら柱の向こう側がユラユラ光っていてしかもパチパチ音がしている。
「火が燃えてる??囲炉裏??」
ってとっさに思った自分に思いがけない日本人的な所を発見 笑
火が好きな私はパソコン放ってすかさず柱の裏に行ってみると、暖炉の中で火が燃えていたー!!
暖炉初体験
囲炉裏と違って煙くならないんだなー。
この時ソルトスプリングは7月半ばにして20度いかない位。
火のそばに行くと暖かさが心地良い。
私が体育座りして火に見入っていると弟くんがやってきて、横に同じようにちょこんと体育座り。
か、かわいいい。。。。


部屋もウォッシュルームも一人で使うのには申し訳ない位広々、オーシャンビュー。
夜になると海には月が映り星が明るくきらめく。
自然美しい所でハイキングをして、おいしいご飯をお腹いっぱい食べて、空いた時間で星野道夫さんのアラスカ紀行を読む。
とっても幸せ。